JFしまね・JFすくも湾 災害時における相互支援協定締結

   

 

ブリカマ

タイカマ

 

 

 2013年9月27日(金)島根県の漁協「JFしまね」と災害時における相互支援協定を結びました。

南海トラフ地震の災害などを想定し、今年3月に水産業BCP(水産業事業継続計画)を策定し、以前より交流があり被災リスクが分散できるJFしまねに打診し今回の協定締結となりました。

 

 漁協同士の防災協定は全国初で、すくも湾漁業協同組合と漁業協同組合JFしまねとの間において、地震、津波、風災害等の災害が発生し、被災した場合において、被災した側の事業を実地するために必要となる応急対策及び復旧・復興に係る相互の支援を円滑に行うためのものです。

 

 支援内容は応急対策等に要する職員の派遣、市場業務に必要な資材の提供、水産物(鮮魚、加工品等)の委託販売、冷凍冷蔵庫等の施設使用などです。

 

 

◆水産業BCPとは・・・

 水産業BCPとは、巨大地震等が起きた場合でも、被害を最小限にとどめつつ、水産業を早期に再開できるようにするための方法や手段を、あらかじめ取り決めておく計画(水産業事業継続計画)のことです。

 日頃から地震に対し備えておくことにより、施設や資材などの損害をできるだけ少なくすることができるとともに、いざ被災しても水産業を早期に再開させるために優先的に取り組むべきことが分かるようになります。